成分を“正しく“解析するシャンプー評価サイト

モーガンズ モーガンズ・ノンシリコン アミノ酸シャンプー 衣薫(ころもかおる)評価、解析、口コミ、評判の評価・解析

総合評価
   2.0点
刺激成分
  • (

    刺激成分の見方


    度数が大きくなる程、刺激が強くなります。


    0度=無し

    1度=ほぼ無し

    2度=普通

    3度=やや多い

    4度=多い

    5度=非常に多い

    )
   4.0 度
  • 安全性

     

    2.0
  • 使用感

     

    4.0
  • 仕上がり

     

    3.5
  • 敏感肌適正

     

    2.0
  • 頭皮環境正常化

     

    4.0
容量・税抜価格
300ml=2,600円
コスト計算
10mlあたり=86円
このシャンプーの成分評価・解析

モーガンズ・ノンシリコン アミノ酸シャンプー 衣薫(ころもかおる) 成分解析

【商品コンセプト】※公式サイトより引用
■美しい髪を育む天然由来のアミノ酸系洗浄成分 ココイルメチルタウリンNaとラウロイルメチルアラニンNaを主成分とし、低刺激ながらもしっかりとした洗浄力を持つ処方。
■豊富な補修・保湿成分で髪に潤いとしなやかさを 加水分解ケラチンやセラミドを配合し、髪の内部からダメージを補修。植物由来のオイルがしなやかさとツヤを与える。
■こんな方へおすすめ ・髪の乾燥・パサつきが気になる ・髪にハリやコシを与えたい ・低刺激なシャンプーを探している
■不使用成分 ・シリコン ・合成ポリマー ・石油由来界面活性剤 ・パラベン ・フェノキシエタノール

________________________________________
(※解説)
・成分の前の()内の数値は、成分一覧の配合順位を表しています。
・配合比率〇〇~〇〇%とは、一般的な配合比率を表しています。 この商品においての正確な配合比率という意味ではありません。

それでは、成分解析に行きましょう!!
________________________________________
【1】洗浄成分(界面活性剤):40〜60%
(1) ココイルメチルタウリンNa:タウリン系アミノ酸界面活性剤で、低刺激ながら適度な洗浄力。
(2) ラウロイルメチルアラニンNa:アラニン系アミノ酸界面活性剤で、適度な脱脂力を持ち泡立ちが良い。
(4) コカミドプロピルベタイン:泡立ちを向上させる両性界面活性剤。
(5) デシルグルコシド:低刺激の非イオン界面活性剤で、アニオン界面活性剤の刺激を緩和。

評価:洗浄成分は全体的にマイルドで、敏感肌の方にも適した処方。洗浄成分は好印象でのスタート。

【2】コンディショニング成分:2〜10%
(62) ジステアリルジモニウムクロリド:帯電防止剤であり、髪の滑らかさを向上。
(63) クオタニウム-33:毛髪補修成分として、しっとり感を与える。
評価:コンディショニング成分はやや控えめで、ダメージ補修力にはやや物足りなさを感じるかも、

【3】エモリエント成分(油分):1〜5%
(33) オリーブ果実油 (34) ツバキ種子油 (35) ハチミツ (38) ヒマワリ種子油 (39) ブドウ種子油 (40) ヨーロッパキイチゴ種子油 (41) 月見草油

評価:多種の植物由来オイルを含み、髪のしなやかさとツヤを与える。

【4】毛髪補修成分:0.5〜3%
本製品には、豊富な毛髪補修・保湿・強化成分が配合されており、ダメージ補修・髪の強度向上・しなやかさの付与が期待できる処方となっている。特に、以下の成分がバランスよく含まれている点は高評価。
• ケラチン由来の補修成分
(9) 加水分解ケラチン(カシミヤヤギ):高級なカシミヤヤギ由来のケラチンで、髪に浸透しやすく補修力が高い。
• 植物由来のタンパク質・アミノ酸
(10) 加水分解ダイズタンパク:髪のハリ・コシをアップし、保湿効果も期待できる。
(11) ゼイン:トウモロコシ由来のタンパク質で、髪の保護膜を形成し、なめらかさを向上。
(25) セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク:米タンパク由来の成分で、髪に潤いと補修効果をもたらす。
• 毛髪補修&保湿アミノ酸
(12) リシンHCl・(13) アラニン・(14) アルギニン・(15) ヒスチジンHCl・(16) セリン・(17) プロリン・(18) グルタミン酸・(19) トレオニン・(20) バリン・(21) ロイシン・(22) グリシン・(24) タウリン・(28) イソロイシン・(30) フェニルアラニン:アミノ酸の組み合わせが豊富で、髪の強度を高め、ダメージを補修し、潤いを与える。
• CMC類似成分
(64) ジラウロイルグルタミン酸リシンNa:髪のCMC(細胞膜複合体)を補修し、キューティクルを整える高機能成分。髪のまとまりを向上させ、指通りを滑らかにする。
これらの成分がバランスよく配合されていることで、ダメージ補修・保湿・ハリ・ツヤ・しなやかさをトータルでサポートできる処方になっている。成分の種類や補修効果を考慮すると、非常に高評価に値する。

【5】保湿成分:1〜10%
(3) グリセリン (7) アルガニアスピノサカルス培養エキス (23) レシチン (31) ラベンダー花エキス (36) パンテノール (37) ヒアルロン酸Na
評価:保湿成分は充実しており、乾燥から髪を守る処方。

【6】植物エキス:0.01〜1%
(26) キハダ樹皮エキス (29) カミツレ花エキス (32) ラベンダー花エキス
評価:植物エキスが豊富で、頭皮ケアにも配慮。

【7】増粘剤:0.1〜2%
(6) セテアレス-60ミリスチルグリコール
評価:一般的な増粘剤として使用。

【8】pH調整剤:0.1〜1%
(51) クエン酸 (67) 乳酸
評価:適切なpHバランスを保つために配合。

【9】防腐剤・酸化防止剤:0.1〜1%
本製品には、防腐・酸化防止・製品安定性向上のための成分が配合されている。しかし、その中でも評価の分かれる成分が含まれているため、注意が必要。
高評価の防腐・酸化防止成分
• (55) カプリルヒドロキサム酸:ヤシ油由来の天然防腐成分。安全性が高く、刺激が少ないため優秀。抗菌作用に優れ、特にカビや細菌の繁殖を抑える効果が期待できる。
• (56) BG(ブチレングリコール):保湿も兼ねた防腐サポート成分。抗菌効果を持ちながら、乾燥を防ぎ、しっとり感を維持する。刺激性が低いため、敏感肌向け製品にもよく使われる。
• (58) ペンチレングリコール:低刺激で優れた抗菌・保湿成分。防腐力を補助しながら、乾燥を防ぎ、しなやかな仕上がりをサポートする。
• (65) ポリクオタニウム-10:帯電防止・コンディショニング効果も持つ多機能成分。防腐目的ではないが、処方全体の安定性を高め、使用感の向上に貢献する。
________________________________________
酷評! (68)安息香酸Na
• 旧世代の防腐剤であり、刺激性の高さが問題点!
• 医薬部外品では0.2%以下の配合が義務付けられているほど、強い刺激性を持つ。
• 水溶性の防腐成分で、特にカビや細菌の増殖を防ぐ目的で使用されるが、安全性が疑問視されることが多い。
• 乾燥を引き起こすリスクがあり、敏感肌・乾燥肌の人には不向き。
• なぜ今この成分を使用するのか疑問。代替できる優秀な防腐成分が存在するのに、あえて安息香酸Naを選んでいる点は減点対象。
• 刺激性があるため、スキンケア・ヘアケア製品には極力避けたい成分のひとつ。
• 製品の安全性を高めるためにも、もう少しマイルドな防腐成分を選択すべきだった。

商品コンセプトでは、フェノキシエタノール、パラベン不使用をうたっているが、、、
フェノキシエタノール、パラベンは全く問題の無い防腐剤であり、この安息香酸Naの方が全然悪い成分である!!

かなり本末転倒である。。。

【10】香料・色素:0.01〜1%
(48) ラベンダー油 (49) オレンジ果皮油 (50) ジャスミン油

【11】その他:0.01〜1%
(66) PG(プロピレングリコール) — 酷評!
成分の概要
• PG(プロピレングリコール)は、水分を保持し、成分を溶解しやすくする目的で使用される溶剤・保湿剤。
• 低コストで広く使用されるが、肌への刺激性が懸念される問題成分。
________________________________________
問題点
1. 刺激性が強く、皮膚トラブルの原因になりやすい
• 経皮吸収性が高く、角質層を突破して成分を肌の奥まで運ぶ性質がある。
• そのため、有害成分も一緒に浸透させてしまうリスクがある。
• 皮膚炎やアレルギー反応を引き起こしやすいことが指摘されており、敏感肌の人には特に注意が必要。
2. 「保湿成分」としては疑問
• PGは水分を引き寄せる作用(保湿作用)があるが、その一方で蒸発しやすく、結果的に肌の水分を奪ってしまうことがある。
• これは「疑似的な保湿」であり、本質的なうるおいを与える成分とは言えない。
• 安全性の高いグリセリンやBG(ブチレングリコール)の方が保湿効果として優れているため、あえてPGを使う理由がない。
3. 化粧品業界では「時代遅れの成分」
• かつては広く使用されていたが、近年は刺激性の低い代替成分(ペンチレングリコール、カプリリルグリコールなど)が増えたため、使用頻度が減少。
• 海外では「肌に優しくない成分」として嫌われる傾向が強い。
• 敏感肌向けや高級ラインの化粧品では避けられることが多い。
________________________________________
なぜこの製品にPGが入っているのか?
• 単にコスト削減のためと考えられる。PGは安価で、ほかの保湿成分よりも低コストで製造できる。
• しかし、肌に良い影響をもたらすわけではなく、むしろ悪影響のリスクの方が大きい。
• PGを使用しなくても、BGやペンチレングリコールといった優秀な成分で代用可能なため、この配合は大きく減点対象!

【総合評価】 モーガンズ・ノンシリコン アミノ酸シャンプー 衣薫は、低刺激なアミノ酸系洗浄成分をベースとし、豊富な補修・保湿成分を配合している。髪の乾燥を防ぎ、しなやかさを与える処方となっている。
敏感肌の方やナチュラル志向の方に訴求している商品のようだが、、、
実際には、全くそうは思えない部分がある。。。

PG、安息香酸Naの使用が本末転倒である。。。

この評価ページを共有する
  • ツイート
  • f いいね!
  • LINE 送る
  • R 共有
  • B! 共有
  • m イイネ
  • 共有
  • +1
  • f シェア
成分表示
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、セテアレス-60ミリスチルグリコール、アルガニアスピノサカルス培養エキス、ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ダイズタンパク、ゼイン、リシンHCl、アラニン、アルギニン、ヒスチジンHCl、セリン、プロリン、グルタミン酸、トレオニン、バリン、ロイシン、グリシン、レシチン、タウリン、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、キハダ樹皮エキス、アラントイン、イソロイシン、カミツレ花エキス、フェニルアラニン、ラベンダー花エキス、コレステロール、オリーブ果実油、ツバキ種子油、ハチミツ、パンテノール、ヒアルロン酸Na、ヒマワリ種子油、ブドウ種子油、ヨーロッパキイチゴ種子油、月見草油、セラミドNG、セラミドAG、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、(カプリル酸/カプリン酸)PEGー6グリセリズ、カプリリルグリコール、ラベンダー油、オレンジ果皮油、ジャスミン油、クエン酸、EDTAー2Na、カプリルヒドロキサム酸、BG、イソマルト、水添レシチン、DPG、ペンチレングリコール、フィトステロールズ、グルコノラクトン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、PG、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ポリクオタニウム-10、ジステアリルジモニウムクロリド、クオタニウム-33、乳酸、安息香酸Na
商品コンセプト

【公式サイト】

https://mogans.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=0021&cat=001
PAGE TOP