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成分辞典

BG(ブチレングリコール)

BG(ブチレングリコール)のメインの効果は2つ

 

【1】保湿

【2】抗菌(防腐剤としいての役目)

 

サブの効果として3つ

【3】抽出したエキスの刺激を和らげる効果

【4】防腐剤の効果を高める

【5】使用感(テクスチャー)の調節

 

BG(ブチレングリコール)の特徴は、何と言っても、肌に低刺激で保湿・抗菌ができるという事です。

天然成分ではないですが、低刺激なのが人気の秘密『抗菌』としての働きは、肌への抗菌という意味ではなく、パラベンのような『防腐剤』としての働きになります。

 

保湿成分としては、グリセリンと良く比較されます。使用感は、BG(ブチレングリコール)の方がサラリとしていて、テクスチャーはこういった部分で調節されています。

BGが入っている商品と、入っていない商品では、もちろん入っている方がしっとり感がアップします。

 

【エキスの刺激緩和】

「○○○エキス抽出!!」みたいな化粧品って多いですよね?

実は、ああいうエキスはアルコールを使用して抽出しているので、肌への刺激が強い事があります。そこで、肌への刺激を緩和する目的でBGを使用してエキスを抽出する「ことがあります。 BGで抽出すると、軽くトロミのある保湿効果も出てくるので、私は、エキス抽出の化粧品・シャンプーなどの場合は、このBGに注目して商品選びをしています。

 

防腐剤と併用する事で製品の防腐効果を高める働きがあります。

少し専門的な話をすると…BGはアセトアルデヒドを合成して得られる多価アルコールに分類されます。皮膚に対する刺激がなく、適度の抗菌力と肌をしっとりさせる保水性目的で配合される事が多いです。保湿成分として、同じ働きをするグリセリンよりもべたつきが少なく、さっぱりとした使用感が特徴です。

 

グリセリンと同じ様なイメージの成分なので、使用感の調節の役目も果たします。

シャンプーにも、トリートメントにも配合され保湿、指通りを良くする働きがあります。

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