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ブライ ゼニアPHCコラーゲンシャンプーミントドライの評価・解析

シャンプー評価サイトによるゼニアPHCコラーゲンシャンプーミントドライの評価・解析・成分分析
総合評価
   4.5点
刺激成分
  • (

    刺激成分の見方


    度数が大きくなる程、刺激が強くなります。


    0度=無し

    1度=ほぼ無し

    2度=普通

    3度=やや多い

    4度=多い

    5度=非常に多い

    )
   0.5 度
  • 安全性

     

    4.5
  • 使用感

     

    4.0
  • 仕上がり

     

    3.5
  • 敏感肌適正

     

    4.5
  • 頭皮環境正常化

     

    4.0
容量・税抜価格
コスト計算
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総合ランキング9位
マイルドランキング11位

 

スッキリ爽快な使用感とは裏腹に、非常にマイルドな作りのシャンプーで好印象。

堂々の2部門ランクイン!!

このシャンプーの成分評価・解析

これはかなり高得点のシャンプーだ!!

 

ハッカやメントールでスッキリ爽快な使用感だが、その使用感からは想像も付かないくらいに、超マイルド処方のシャンプー。
普通は、スッキリ爽快系のシャンプーは、強烈な脱脂力のシャンプーなのだが、このシャンプーはミントドライというネーミングだが、実は保湿成分たっぷり配合というアジな演出♪♪

 

保湿成分だけでなく、コラーゲン、ケラチンなどの毛髪補修成分も豪華に配合。
頭皮環境を整えてくれるエキス類も豊富に配合。

 

唯一のマイナス評価は防腐剤として毒性の強い安息香酸Naが配合されている点だ。

これさえなければ、パーフェクトシャンプーだ。

 

それでは、詳細を解説して行きましょう。

 

■まずは洗浄成分。
メインの洗浄成分は、ココイルアラニンTEA+ラウラミドプロピルベタインという超マイルドな界面活性剤。
この2つは、コンディショニング効果が高く、選択洗浄能力に優れているので、頭皮バリアを破壊する事なく、汚れを落としてくれる。

 

コカミドメチルMEAは、メインの界面活性剤ではなく、上記の2つの界面活性剤の補助として配合されています。これは天然のアミドで非常に起泡力に優れているので、洗浄成分としてというよりは、起泡剤の役割。モチモチしっとりな上質な泡立ち。

 

■次は、保湿成分&補修成分
グリコシルトレハロースの配合されているシャンプーはなかなかお目にかかれない。
トウモロコシデンプン由来の糖質。 高い保湿能力だけでなく、細胞賦活、細胞保護、抗炎症、肌荒れ抑制の効果などがある。

 

ココイル加水分解コラーゲンKは、タンパク質由来の洗浄成分。皮膚のタンパク質と非常に近い成分なのでコンディショニング効果がとてもが高く、傷んだ毛髪を補修し、しなやかな髪へ導いてくれる。

 

ギドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンも毛髪と同じ成分なので、親和性があります髪にハリ・コシを与えてくれる。

 

■次に、保湿や補足成分としての植物エキス類
アルギニンは、保湿効果だけでなく、血行促進効果も期待できる。

 

そして、市販シャンプーではありえない程に、植物エキスがふんだんに配合されています。
テンニンカ果実エキス、セージ葉エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウハッカ葉エキス、オランダカラシエキス、ゴボウ葉エキス、サボンソウエキス、レモン果実エキス…。
これらのエキス類は、血行促進、育毛、アンチエイジング作用 、抗菌作用、抗炎症作用、保湿、収斂作用、などの効果があり、頭皮環境を正常で健康な状態に整える役目を担っています。

 

こっそり配合されている尿素の配合もにくいですね。
これは、入浴剤に配合される事で有名。保湿効果に優れた成分。

 

ポリクオタニウム-10は、水溶性のカチオンポリマーで帯電防止剤、皮膜形成剤として配合。

 

■次に来るのは防腐剤など、

ペンチレングリコールは、有機物に含まれる炭化水素と蟻酸(ぎさん)からなる多価アルコールです。

保湿性と抗菌性に優れています。

パラベンとの相乗効果があるので、パラベンと同時に配合する事で防腐剤としての効果を高めるのですが…。

このシャンプーでは、残念ながら、安全は防腐剤のパラベン類ではなく、毒性の懸念されている安息香酸Naが防腐剤として、配合されている。

これが、唯一ノマイナスポイント。

ペンチレングリコール自体は、低刺激で、安全な成分です。

 

ラウリン酸グリセリルは、乳化・分散・可溶化剤。

 

エチドロン酸は、金属イオンを不活性化させるキレート剤。
これも、「エデト酸塩」(EDTA-2Na、EDTA-3Na、EDTA-4Na)などと比べると、非常に安心な成分。キレート剤にもこだわるとは…。なかなかうならせてくれます。

 

メントールは、皆さんが良く知っている通り、爽快感を与える目的で配合される清涼剤です。
セイヨウハッカの葉より得られる成分。
この成シャンプーのスッキリ爽快感は、この成分による感触です。

 

■最後に防腐剤など
防腐剤として、フェノキシエタノールと安息香酸Naがチョイスされている。
フェノキシエタノールは、何の問題もない防腐剤ですが、安息香酸Naは問題あり。
これは、一部の感受性の高い人にアレルギー反応を誘発する成分である。この成分の詳細は、このサイトの成分辞書を参考にして欲しい。

 

DPG(ポリプロピレングリコール)とBGは保湿成分、感触改良剤。

 

全体的にまとめると、冒頭で解説した通り、スッキリ爽快な使用感とは裏腹に、非常にマイルドなシャンプーなので、かなり好印象。
おしくも5つ星シャンプーではないが、かなりの高評価と言えよう。

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成分表示
水、ココイルアラニンTEA、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、グリコシルトレハロース、ココイル加水分解コラーゲンK、ギドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン、アルギニン、グルタミン酸Na、リンゴ酸、テンニンカ果実エキス、セイヨウハッカ葉エキス、オランダカラシエキス、セージ葉エキス、セイヨウキズタエキス、ゴボウ葉エキス、サボンソウエキス、レモン果実エキス、尿素、加水分解デンプン、ペンチレングリコール、ポリクオタニウム-10、ラウリン酸グリセリル、PEG-30水添ヒマシ油、イソステアレス-25、エチドロン酸、メントール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、DPG、BG、香料
商品コンセプト

【公式サイト】

http://bry.co.jp/products/haircare/phc.htm
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