KOSE(コーセー) オレオドール/ボタニカルオイルシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
商品説明では「5種のボタニカエナジーオイルで潤いと輝きを髪へ導くオイルシャンプー」と広告しているが…
さて、どうだろう。
成分を見てみましょう。
5種のボタニカエナジーオイルと書いてあるが、これは恐らく、アンズ核油、エゴマ油、トコフェロール、ブドウ種子油、ホホバ種子油の事だろう。確かに、普通のシャンプーよりは、オイル類が豊富に配合されている。
メインとなっている洗浄成分は、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、次に続くのが、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Naの4つ。
コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Naは、両性界面活性剤とアミノ酸系界面活性剤で頭皮にマイルド
しかし、一番のメインのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naは、よろしくない。これはラウレス硫酸Naなどと同様の洗浄成分と思って良い。刺激とタンパク質変性作用が強い界面活性剤だ。せっかくのオイル類の潤いも、これで台無しだ。
PGの配合も気になる。
これはプロピレングリコールの事、皮膚浸透力が高いので、しっかりとすすぎをする事が必要です。防腐剤は、メチルパラベン、安息香酸Naの2つ。
それに加えてサリチル酸も、このシャンプーでは防腐効果を目的として配合されている。
メチルパラベンは、安全な防腐剤だが、サリチル酸、安息香酸Naは、毒性と刺激がやや強めなので、防腐剤もあまり良い物を使用しているとは言えない。オイルシャンプーという謳い文句が流行っているが…。はやり、今までの市販シャンプーとの差は、特段、見当たらない。
- 成分表示
- 水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、PPG-2コカミド、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、アンズ核油、エゴマ油、トコフェロール、ブドウ種子油、ホホバ種子油、BG、EDTA-2Na、PG、イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油、クエン酸、コカミドMEA、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、スクワラン、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリクオタニウム-10、ラウリン酸PEG-2、塩化Na、サリチル酸、メチルパラベン、安息香酸Na、香料、カラメル
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.oleodor.com/lineup/moisture.html