成分を“正しく“解析するシャンプー評価サイト

デミ、DEMI デミ・ミレアム ヘアケア コンディショナーの評価・解析

総合評価
   3.0点
刺激成分
  • (

    刺激成分の見方


    度数が大きくなる程、刺激が強くなります。


    0度=無し

    1度=ほぼ無し

    2度=普通

    3度=やや多い

    4度=多い

    5度=非常に多い

    )
   0 度
  • 安全性

     

    4.5
  • 使用感

     

    5.0
  • 仕上がり

     

    5.0
  • 敏感肌適正

     

    3.0
  • 頭皮環境正常化

     

    0.5
容量・税抜価格
800ml=1,292円
コスト計算
10mlあたり=16円
メーカー評価ページへ
このシャンプーの成分評価・解析

【商品コンセプト】
業務用
サロン専売品
美容室用のトリートメント

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(※解説)
・成分の前の()内の数値は、成分一覧の配合順位を表しています。
・配合比率〇〇~〇〇%とは、一般的な配合比率を表しています。 この商品においての正確な配合比率という意味ではありません。

それでは、成分解析に行きましょう!!
========================================

トリートメントの成分分類一覧(役割別・番号順)

【1】コンディショニング成分(カチオン界面活性剤など):5〜20%
1. ジメチコン(シリコーン)
シリコーンの事。髪の表面をコーティングし、指通りを良くし、滑らかにする。ダメージ補修やツヤの向上をサポートする。

4. ステアルトリモニウムクロリド
トリートメントの主成分。カチオン界面活性剤の一種で、髪に柔軟性を与え、しなやかにする。静電気を防ぐ効果もあり、帯電防止剤としても使用される。

10. ベヘントリモニウムクロリド
トリートメントの主成分。カチオン界面活性剤の一種で、髪に柔軟性を与え、静電気の帯電を防ぐ効果がある。

【評価】
一番トップにシリコーン
いわゆる安物のトリートメント

美容室用に大量生産されている商品なので、美容室用=良い商品という認識は間違い。
仕上りの良さのみを重視したトリートメント

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【2】エモリエント成分(油分):3〜15%
2. セタノール
皮膚に対するエモリエント効果があり、乳化安定剤・油性基剤・粘度調整剤として使用される。

3. オリーブ油
オリーブの木の果実から取り出された天然オイル。エモリエント性に優れ、毛髪を軽くてしなやかにする。

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【3】毛髪補修成分:0.5〜5%
6. 加水分解コラーゲン
髪を内部から保湿し、補修する。分子サイズが小さいため、浸透しやすく、高い保湿効果を持つ。

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【4】保湿成分:1〜10%

14. BG
保湿・抗菌作用があり、低刺激でしっとり感を高める。パラベンの防腐効果を強化する働きもある。

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【5】植物エキス:0.01〜1%
8. モモ葉エキス
桃の葉から抽出したエキス。保湿・抗炎症・抗酸化・抗菌作用を持ち、肌トラブルを防ぐ。

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【6】pH調整剤:0.1〜1%
7. リンゴ酸
pH調整剤として配合される。酸性のコントロール力が高く、髪や肌を弱酸性に整える。

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【7】防腐剤・酸化防止剤:0.1〜1%
5. エタノール
殺菌・静浄・乾燥促進目的で配合される。溶けにくい成分を溶かすための溶剤としても使用。

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15. メチルパラベン
最も頻繁に配合されるパラベンの一種。防腐・抗菌性に優れ、皮膚刺激性が低い。

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【8】香料色素:0.01〜1%
16. 香料

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【9】その他の成分:0.01〜1%
13. オレス-82
オレス-82は乳化剤成分。

 

9. グリチルリチン酸2K
抗炎症作用があり、肌荒れや頭皮のトラブルを防ぐ。敏感肌向けのスキンケア・ヘアケア製品に使用される。

 

12. オレイルアルコール
エモリエント作用があり、肌や髪をしっとり柔らかくする。増粘剤として粘度を調整し、ツヤを向上させる。


【総合評価】
まず、美容室用のシャンプー、トリートメントは、どういうコンセプトの商品か?
という事を理解しておくべきだ。

美容室用では、
・シャンプーは「汚れを落とせれば良い」
・トリートメントは「ツルツルな仕上がりにできれば良い」
という、シンプルなものが求められる。

市販の商品のような特別なリッチな成分や効能は、美容室では求められない。

つまり「洗う」「感触的な仕上がりを良くする」

だけ

で良いのだ。

効果効能などは、美容室用の商品には「不要」なのだ。

そういった意味では、必要最低限の成分のみで構成されているので、商品コンセプト通りと言える。

成分がシンプルで、数少ない事が、これがなぜか「とても良い商品」だと勘違いしている人が多いらしいが。。。

それが良い商品なのかどうか? と言われると、良いわけでは無い。
シャンプー、トリートメントに必要な「最低限の仕事をしてくれる」というだけの事

このトリートメントは、安価に、仕上がりをツルツルにしてくれるだけの、いわゆる安物トリートメント
「短期的」かつ「疑似的」に見事にツルツルな仕上りを求める美容室に向いている商品だ。

長期的に、頭皮環境、美しい髪を保持したい。という人が使うべき商品ではない。
美容室用=高品質という認識は誤解でしかない。
あくまでも、美容室に求められている商品コンセプトにマッチしているというだけの事でしかない。

とにかく、コスパよく、髪をツルツルにしたい!!という人には合っている商品。

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成分表示
水、ジメチコン、セタノール、オリーブ油、ステアルトリモニウムクロリド、エタノール、加水分解コラーゲン、リンゴ酸、モモ葉エキス、グリチルリチン酸2K、ベヘントリモニウムクロリド、ステアリン酸グリセリル、オレイルアルコール、オレス-82、BG、メチルパラベン、香料
商品コンセプト

【公式サイト】

https://www.demi.nicca.co.jp/products/milshampoo/02.html

【主な販売場所】

ドラッグストア, オンラインショップ, 美容院, 百貨店
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