ココイル ココイルシャンプーの評価・解析
内部補修成分がやや物足りない印象だが、敏感肌の人には特にオススメなシャンプー!!
堂々のマイルドランキング上位ランクインは、当然と言える内容の、ザ・マイルドマイスター。
- このシャンプーの成分評価・解析
ココイルという商品名の通り、ココイル主体のシャンプー。
デリケート向けのシャンプーというハッキリしたコンセプトのシャンプーだ。そのコンセプト通りの成分配合になっているので、なかなかの好印象のシャンプー。
メインの界面活性剤は、ココイルグルタミン酸TEAとコカミドDEA。
ココイルグルタミン酸TEAは、アミノ酸系(グルタミン酸) の界面活性剤。コカミドDEAは、ヤシ油由来のノニオン界面活性剤。どちらも肌に優しいマイルドな洗浄成分だ。
シリコンなどの配合も見当たらない。
しかし、シリコン無しでも、洗浄成分その物にコンディショニング効果が高い洗浄成分が選択されているのと、ポリクオタニウム-10の配合によって、洗っている最中の指通りも問題ないだろう。ポリクオタニウム-10は、植物由来の半合成分子。このシャンプーでは、すすぎ時のキシミ改善の目的でシリコンの代替成分的な役割を担っている。
次に続くココアンホ酢酸Naも、コンディショニング効果の高い洗浄成分で、コクを強めている。なかなかの好印象だ。
そして、ちょこんと ヒドロキシプロピルキトサンも配合されているこれは、カニの甲羅やエビの殻から抽出されるキトサンをヒドロキシプロピル化した誘導体の水溶液である。
これは、傷んだ毛髪の補修作用(効果)がある成分。
シリコンなどの表面だけを補修する見せかけだけの成分ではなく、この様な髪の内部から補修してくれる成分もしっかりと配合されている点は、高評価だ。
ただし、内部補修成分がこれだけでは、やや物足りないか…。
そして防腐剤も安全性の高いメチルパラベンが選択されており、グッド!
「パラベン=危険」というデマを信じている人が多いが、パラベンは、そもそも、現在科学では安全性をしっかりと証明されている防腐剤なのだ。
その中でも、メチルパラベンは、一番安心度が高い成分。最近では、パラベンフリーと言いながら、消費者が気が付かないように、パラベンよりもはるかに毒性が強い防腐剤を配合しているメーカーが多い中で、流行に惑わされずに、メチルパラベンを選択している事は信頼度も高い。
ただ、唯一マイナスポイントなのは…EDTA-2Naが配合されている事。
あまり気にする程の成分ではないが、少しだけマイナスポイントだ。
なかなかの良質のシャンプーだ。
内部補修成分がやや物足りない印象だが、敏感肌の人にはオススメなシャンプーといえる。
- 成分表示
- 水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、BG、PEG-40水添ヒマシ油、ポリクオタニウム-10、ココアンホ酢酸Na、PCA-Na、アスパラギン酸Na、グルタミン酸Na、ヒドロキシプロピルキトサン、水酸化K、EDTA-2Na、メチルパラベン
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://cocoil.ocnk.net/product-list/1【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ