THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ) ザ・ボディショップ グロッシングシャンプーOVの評価・解析
パッケージがいかにも髪に良さそう?なシャンプーであろう見かけとは裏腹に、強烈な洗浄成分「ラウリル硫酸アンモニウム」配合のシャンプー。
この強烈な洗浄力をもつ成分を配合するメーカーは、大手でもなかなかお目にかかれない。
ザ・ボディショップは、奇をてらった作りの商品が多く、良い意味でも、悪い意味でも、注目のメーカーだ!
- このシャンプーの成分評価・解析
ノーマルタイプという事だが、同じザ・ボディーショップのスカルプ用シャンプーである『オイルバランスシャンプー』と同等に、超超~強烈な脱脂力のダメシャンプー。
そもそもラウリル硫酸アンモニウムという史上最悪の界面活性剤を一番高濃度に配合している事が理解不能…。
これはラウレス硫酸Naよりはるかに強烈な洗浄成分。
そのため、いまや、どこのメーカーも使用を辞めている程の界面活性剤だ。
この成分を主成分でシャンプーを作るとは…。一体人間の頭皮をなんだと思っているのだろうか?分子が非常に小さいので、頭皮に浸透し、タンパク質変性作用があるので、頭皮バリアを破壊します。
長期使用により、頭皮が荒れてしまうので、使用を避けましょう。
続く、コカミドDEAはノニオン界面活性剤。アニオン界面活性剤であるラウリル硫酸アンモニウムの刺激を緩和してくれる。
ただ…その後に続く界面活性剤も、スルホコハク酸ラウレス2Naという強烈な脱脂力を持つ界面活性剤。
この成分は、ラウレス硫酸Naの『硫酸』の部分を『スルホコハク酸』に変えて、やや刺激を緩和したバージョンの界面活性剤。
しかし、それでも分子量が小さく頭皮に浸透力します。ややマイルドになったとは言ってもラウレス硫酸Naに比べてマイルドになっただけであって、浸透性、脱脂力共に強烈で、肌バリアを破壊する事に違いはありません。シ゛オレイン酸PEG-120メチルク゛ルコースは、粘度調整、及び、エモリエント効果(柔軟効果)の為に配合されています。
■ラウリルベタイン
■クオタニウム-80
■ハチミツ
■グリセリン
■アモジメチコン
■ポリクオタニウム-7
■セトリモニウムクロリド上記の成分は、このシャンプーでは、使用感を良くする目的で配合されています。
アモジメチコンはシリコーン類の事。しっとり柔らかな皮膜を形成する為、トリートメントに必須の成分ですが、これをシャンプーに配合するという事は、感触を良く、ダメシャンプーをあたかも良質シャンプーだと誤魔化す目的だ。セトリモニウムクロリドもシリコーン類同様に、トリートメント用の成分。
これらのトリートメント効果の高い成分をふんだんにシャンプーに配合するという事は、いかにこのシャンプーがダメなシャンプーだという事を物語っている。トドメとして『EDTA-2Na、安息香酸Na、安息香酸、ソルビン酸K』という危険成分もバッチリ配合。
ソルビン酸は、ソルビン酸カリウムの事。食品の保存料、防腐剤、防カビ剤として配合される成分ですが、皮膚や粘膜を刺激し、アレルギー性皮膚炎を起こす可能性がある成分です。
強烈脱脂力で肌バリアを破壊した上で、こんなアレルギー物質を頭皮にすりこまれるなど…。
なんとも恐ろしいシャンプーです。商品の見た目だけが、肌に優しそうなデザインなだけに、かなり悪質と言えよう。
ちなみに、ヒドロキシプロピルポリシロキサン加水分解コムギタンパクは、痛んだ毛髪を補修してくれる効果がありますが、焼け石に水としか言えない。
- 成分表示
- 水、ラウリル硫酸アンモニウム、コカミドDEA、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウリルベタイン、クオタニウム-80、オリーブ葉エキス、コムギアミノ酸、ヒドロキシプロピルポリシロキサン加水分解コムギタンパク、ハチミツ、グリセリン、PEG-40水添ヒマシ油、アモジメチコン、クエン酸、ポリクオタニウム-7、トリデセス-12、セトリモニウムクロリド、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、安息香酸、ソルビン酸K
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.the-body-shop.co.jp/shop/r/r3441/【主な販売場所】
オンラインショップ, 百貨店