Johnmastersorganics(ジョンマスターオーガニック) ジョンマスターオーガニック/ラベンダーローズマリーシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
アロエベラ液汁がトップ配合という、かなり風変りな処方のシャンプー。
普通は界面活性剤がトップに高濃度配合されるものだが…。
悪い成分ではないのだが、あまりにも奇をてらいすぎて、使用感を全く無視したシャンプーになっている。
主となる界面活性剤は『デシルグルコシド、ラウロアンホ酢酸Na、ラウリルスルホ酢酸Na、ババスアミドプロピルベタイン』の4つだ。
どれもアニオン界面活性剤ではなくノニオン界面活性剤、両性界面活性剤などの非常にマイルドな洗浄成分がチョイスされている。
しかし、この4つは、どれもサブ的に配合されるべき洗浄成分だ。サブ的に配合されるべき洗浄成分ばかりチョイスされており、非常にバランスが悪い。
このような配合は普通ありえない。
ましてや、デシルグルコシドがトップ配合とは、これでもか!!というくらいに敏感肌用を意識して作られている。その後には、いかにも『オーガニックです!!』とアピールするかのごとく、植物エキスが並ぶ。
主成分がアロエベラ液汁なのに…さらに追い打ちをかけるかの様な植物エキス配合。
全くシャンプーとしてのバランスを無視した処方だ。パンテノール、ダイズタンパク、加水分解コムギタンパク、ホホバ油、トコフェロール、などは保湿効果の目的で配合されている。
これだけ、植物エキスばかり配合していれば、確かにこれくらいの保湿は必要になる。これだけオーガニックを意識しているのだから、毒性の強い成分は一切配合されていないのかと思いきや、バッチリ『安息香酸Na、ソルビン酸K』が配合されている。
せっかくのオーガニックもこれでは台無しだ。
全体的に評価すると、ジョンマスターのシャンプーは、確かにオーガニックを意識して作られており、成分にもこだわっている。
しかし、オーガニックを重視するあまり、シャンプーとしての成分バランスを完全に見失っている。事実、洗っている最中に異常なまでににきしむ!! これでもか!! というくらいにキシむ…。
悪い成分はさほどないのだが…。ジョンマスターのシャンプーは、はっきり言ってシャンプーとは言えない。
植物エキスのみで頭を洗っているかのようだ…。
敏感肌の人にはストレス無く洗えて良いのかもしれないが、これはやりすぎだ。
- 成分表示
- 水、アロエベラ液汁、デシルグルコシド、ラウロアンホ酢酸Na、ラウリルスルホ酢酸Na、ババスアミドプロピルベタイン、パンテノール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ダイズタンパク、加水分解コムギタンパク、ソルビトール、アマニ油、ルリジサ種子油、ヒマワリ油、ホホバ油、トコフェロール、コロイド性イオウ、コンフリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、ラベンダー花エキス、ウルチカジオイカエキス、スギナエキス、セイヨウノコギリソウエキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ花エキス、スイカズラエキス、安息香酸Na、ソルビン酸K、オクトキシグリセリン、ラベンダー油、ローズマリー油
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.johnmasters-select.jp/s/f/dsg-18【主な販売場所】
オンラインショップ, 美容院