BC KUR TIME EXPERT (BCクアタイムエキスパート) シャンプー

シュワルツコフ BC KUR TIME EXPERT (BCクアタイムエキスパート) シャンプーの評価・解析

総合評価: 0.5点
刺激成分 ( 刺激成分の見方 度数が大きくなる程、刺激が強くなります。 0度＝無し 1度＝ほぼ無し 2度＝普通 3度＝やや多い 4度＝多い 5度＝非常に多い ): 5.0 度

このシャンプーの成分評価・解析

コンセプトは、やせ細った髪の密度を高め、ハリ・コシのある髪へ。
ハリ・コシを与えるには、髪や頭皮への改善・補修が不可欠。

洗浄成分は、
・ラウレス硫酸Na
・コカミドプロピルベタイン
・アルキル(C14-18)スルホン酸Na

の3洗浄成分。

パッと見ただけで、洗浄力が強いシャンプーだと言えよう。

「ラウレス硫酸Na」は、売られているシャンプーの中の洗浄成分で一番洗浄力・脱脂力・タンパク質変性が強い洗浄成分だ。
使用し続けるごとに、髪はもちろんのこと、頭皮へのダメージをも生む好ましくない洗浄成分。
肌の弱い人には、アレルギー反応も心配な成分で、避けたほうが無難だ。

「コカミドプロピルベタイン」は、マイルドな洗浄成分。
ヤシの実から採れるヤシ脂を原料とした両性界面活性剤で、洗いあがりもゴワつきなく、
また、ベビー用シャンプーにも使用される肌に優しい洗浄成分。

「アルキル(C14-18)スルホン酸Na」は、スルホン酸系の界面活性剤。
こちらは、ラウレス硫酸Naと同等の洗浄力だ。
皮膚や目に対しては優しいが、高洗浄力ゆえ、髪・頭皮の環境を崩す。

洗浄力は、かなり強く肌の弱い人は避けた方が良いだろう。

このシャンプーの肝でもある、ハリ・コシを与える成分は。
・加水分解ケラチン(羊毛)
・ユビキノン
・パンテノール

「加水分解ケラチン(羊毛)」は、毛髪保護剤。
親和性が有り、髪の傷んだ部分に作用し、ハリ・コシを与える。

「ユビキノン」は、別名、コエンザイムQ10と呼ばれる。
皮脂バランスを整え、頭皮に弾力を与える、嬉しい成分だ。
また、酵素反応を促進して細胞を元気にする物質で、肌代謝を正常化する。

「パンテノール」は、養毛効果、育毛効果、かゆみ防止、脱毛防止などの効果。

配合量も比較的高配合ではあるが、洗浄成分の悪さが台無しにしている・・・

防腐剤は、
・安息香酸Na
・サリチル酸

が主防腐剤だ。

どちらも安全性が疑わしい成分で、好ましい成分と言えない。

さらに、保湿目的で配合されている、「PG(プロピレングリコール)」。

プロピレングリコールは、毒性が認められており、配合を避ける企業も増えてきている成分。
皮膚浸透力が強く、体内へ吸収される為、使用し続けることはオススメしない。

洗浄成分・保湿剤・防腐剤に、多くの安全の疑わしい成分が、かなり配合されているシャンプーだ。

このKURシリーズの中では、遥かに多くの危険な成分が使用されている。
同シリーズとは中身が別物と思った方が良いだろう。

肌の弱い人には、このシャンプーはオススメ出来ない。

成分表示: 水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、PEG-7グリセリルココエート、アルキル(C14-18)スルホン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)、ユビキノン、クエン酸、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、塩化Na、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、水酸化Na、ラウレス-2、水添ヒマシ油、サリチル酸、PEG-40水添ヒマシ油、パンテノール、PG、オレイン酸PEG-55G、香料

商品コンセプト

細く、弱った髪の密度を高め、根元から立ち上がるハリ・コシのある髪へ
・髪が細くなり、ハリ・コシがない
・ボリュームが出ない

【公式サイト】

【主な販売場所】

オンラインショップ, 美容院