タカラベルモント Lebel (ルベル) プロエディット ケアワークス シャンプー バウンスフィットの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
酸性石鹸系シャンプー。
洗浄成分は、
・ラウレス-4酢酸Na
・ラウラミドプロピルベタイン
・コカミドメチルMEA
・PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na主となる洗浄成分のラウレス-4酢酸Naは、酸性石鹸系の洗浄成分。
アルカリ石鹸を改良した、弱酸性の酸性石鹸系の界面活性剤だ。
洗浄力がやや高く、さっぱり洗いあげ、低刺激で安全性は高い。
やや脱脂力が強めだ。ラウラミドプロピルベタインは、両性界面活性剤(俗に言うベタイン系) 。
シャンプーで最も主流でマイルドな洗浄成分。
シャンプーあともごわつかず、しなやかに洗い上がる。
また、泡にコクを出す働きもする。コカミドメチルMEAは、天然のヤシ脂肪酸とヒドロキシエチルメチルアミンから得られるアミドで、補助的な洗浄成分。
起泡力に優れ、製剤の粘度コントロールとしても併用されるPEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Naは、硫酸が付くが、硫酸系の洗浄剤とは違う。
ヤシ油を加工した成分で安心な成分。生分解性がよく、皮膚に対して低刺激な洗浄成分だ。
グリセリンよりさっぱりした使用感で感触改良剤として、補助的に配合される。洗浄成分は、石鹸系をベースにマイルドでありながら汚れもしっかり洗い流す、グッドな成分配合だ。
保湿・補修成分は、目立って嬉しい成分が配合されておらず、ダメージヘアの人は、シャンプーの後にトリートメントを使用することが望ましいだろう。
このシャンプーの気になる点が2つ。
1つめは、「DPG」が高配合な点だ。
「DPG」は、ポリプロピレングリコールの事で、保湿や感触改良の目的で配合されている。
しかし、配合順が4番目でシャンプーにしては高配合だ。
洗い流す分には全く安全・安心な成分であるが、高配合は赤みの原因になるので、日々使用するシャンプーとしては注意が必要。2つめは、防腐剤の成分。
・EDTA-2Na
・安息香酸Na
・サリチル酸
・ブチルパラベン上記防腐剤はダメ防腐剤として知られる。
刺激性や発がん性など、疑わしい安全とは言えない成分のオンパレードなので、注意して使用してほしい。
その他は特に問題なくグッド。
洗浄成分がしっかりしている印象のシャンプーと言えよう。
石鹸系シャンプーなので、コシがない髪にふんわりボリュームアップしてくれるだろう。
しかし、保湿面ではやや弱い印象のシャンプーで、トリートメントと合わせて使用したいシャンプー。
- 成分表示
- 水、ラウレス-4酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、DPG、PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na、ラウロイルカラスムギアミノ酸Na、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、フィチン酸、トルメンチラエキス、BG、香料、クエン酸、EDTA-2Na、安息香酸Na、サリチル酸、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、メチルパラベン、フェノキシエタノール
- 商品コンセプト
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コシがない髪に、脂質、水分など必要な成分をキープしながら、心地よく洗浄するシャンプー。
プロエディットシャンプーバウンスフィットは、ふんわりとした洗い上がりです。
【公式サイト】
http://www.lebel.co.jp/personal/advice/homecharge/index02.html【アットコスメ】
http://www.cosme.net/product/product_id/2937073/top【主な販売場所】
オンラインショップ, 美容院