ロレアル・パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル ヘアケアシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
オイル配合のノンシリコンシャンプー。
洗浄成分は、
・ラウレス硫酸Na
・水添パーム油脂肪酸PEG‐200グリセリル
・ココベタイン主洗浄成分である「ラウレス硫酸Na」は、言わずと知れた最悪の洗浄成分。
泡立ちが非常に良く、尚且つ、すすぎ時の泡キレも良い為、その使用感から消費者は良質なシャンプーと“錯覚”してしまうが、使用感とは裏腹に肌への影響は最悪。
安価で大量生産向けであるため、大手メーカーが好む洗浄成分だ。「水添パーム油脂肪酸PEG‐200グリセリル」は、非イオンの洗浄成分。
可溶化剤、乳化剤としても配合される。「ココベタイン」は、アルキルベタインにヤシ油が加えられ合成された洗浄成分。
柔軟効果、保湿効果、帯電防止効果などがあり、毛髪にツヤとうるおいを与える。洗浄力は、主洗浄成分のラウレス硫酸Naでかなりの強め。
補助的な洗浄成分は意味を成さない強い洗浄力。
そして、強脱脂力で頭皮・髪の油を根こそぎ剥ぎ取るだろう。その洗浄力の強さを補うためのお決まりの、エキス類(このシャンプーではオイル配合と謳っている)を大量に配合するパターンだ。
・カミツレ花エキス
・ヤシ油
・PEG-60水添ヒマシ油
・ヒマワリ油
・ハス花エキス
・アマ花エキス
・ガーデニアタヒテンシス花エキス
・カニナバラ花エキス
・ビサボロール
・ダイズ油などなど、大量のエキス配合で洗浄から受けたダメージを保湿しているが、
あくまで、エキス・オイルは補助的な役割で、あとの祭りなのだ。ラウリル硫酸Naを配合している大抵のシャンプーは、シリコンで誤魔化す。
しかし、このシャンプーは、ノンシリコンである。洗髪後のダメージは、想像にお任せしたい・・・
オイル意外での保湿成分も特に見当たらず、ダメージヘアの人にはオススメ出来ない。
いや、オススメする要素がないのである。シャパシャパ泡立ち良く気持よく洗いたい人にオススメする。
洗髪後のダメージについては、使用する人それぞれにお任せしたい・・・。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、水添パーム油脂肪酸PEG‐200グリセリル、ココベタイン、グリセリン、ポリソルベート20、塩化Na、香料、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリル、カミツレ花エキス、ヤシ油、安息香酸Na、水酸化Na、PEG-60水添ヒマシ油、ポリクオタニウム‐10、サリチル酸、ヒマワリ油、ハス花エキス、アマ花エキス、トリグリセリル、ガーデニアタヒテンシス花エキス、カニナバラ花エキス、ビサボロール、クエン酸、ヘキシレングリコール、ダイズ油
- 商品コンセプト
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6つのフラワーオイル配合。
オイルインシャンプーでうるおいを保ちながら、なめらかで豊潤な泡でしっかりと汚れをクレンジング。
ノンシリコン処方。
【公式サイト】
http://www.lorealparisjapan.jp/hair_care/extraordinary_oil/haircare_series/【アットコスメ】
http://www.cosme.net/product/product_id/10074862/top