ロレアル パリ ケラスターゼ SP バン センシドット スカルプシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
「頭皮を優しくいたわりながら、健やかに保つ」スカルプシャンプー。
ではあるが、洗浄成分を見るだけでも雲行きが怪しい作りだ。洗浄成分は、
・ラウレス硫酸Na
・コカミドプロピルベタインラウレス硫酸Na
まず、がっがりな成分としか他に言葉がない。
高洗浄力・高脱脂力・泡立ちが非常に良く、尚且つ、すすぎ時の泡キレも良い。
その使用感から消費者は良質なシャンプーと“錯覚”してしまうが、
一方で、使用感とは裏腹に肌への影響は最悪だ。
高洗浄力・高脱脂力で髪や頭皮の皮脂を根こそぎ剥ぎ取り、地肌へも悪環境を作り出す。
安価で大量生産向けであるため、大手メーカーが好む洗浄成分。コカミドプロピルベタイン
ヤシの実からとられたヤシ油を原料とした、両性界面活性剤(俗に言うベタイン系) 。
とてもマイルドで、コンディショニング効果もある洗浄剤。
洗ったあともごわつかず、しなやかに洗い上がる。
泡立ちも豊かで髪にしっとり感を与える効果も。硫酸系の洗浄成分を配合している限り、他に何を加えようとも「頭皮を優しくいたわる」事は不可能である。
使用し続けるにつれ、髪はもとより頭皮環境さえも荒らしかねない。グリセリンの高配合も気になる。
グリセリンは代表的な保湿成分ではあるが、
高濃度配合すると、皮膚の水分を吸収してしまい、皮膚を荒らす原因になる事もあり、高配合には注意したい。PG(プロピレングリコール)の配合も危険だ。
保湿効果が評価されているプロピレングリコールではあるが、
非常に皮膚浸透力が高いことも事実としてあります。
皮膚浸透力が高いプロピレングリコールが含まれている製品の使用を続けていくと、徐々に肌へ刺激を与える場合が症例として見られる。
プロピレングリコールの使用を控えるメーカーも増えてきており、連続使用は、注意が必要。防腐剤も安全性が低い配合。
・安息香酸Na
・サリチル酸数多くの危険が疑われている防腐剤だ。
消費者の安全よりも、感触・使い心地に力を入れたシャンプー。
この価格帯でこの成分配合は、”酷い”の一言。
この価格でこの内容は、バッドシャンプーとしか言いようが無い。
残念だ。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、クエン酸、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、オレイン酸PEG-55PG、PG、変性アルコール、アンモニア水、ヘキシレングリコール、塩化Na、安息香酸Na、PEG-60水添ヒマシ油、ラウリン酸グリセリル、メチルパラベンNa、サリチル酸、エチルパラベン、ポリクオタニウム-10、ナイアシンアミド、メントキシプロパンジオール、ピロクトンオラミン、ヒマワリ油、テリハボク種子油、青1・水酸化Na、香料
- 商品コンセプト
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頭皮を優しくいたわりながら、健やかに保つスカルプシャンプー
【公式サイト】
http://www.kerastase.jp/products/detail/bain-sensidote/【アットコスメ】
http://www.cosme.net/product/product_id/10065528/top【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ