クラシエ ココンシュペール インナーコンフォート シャンプー (スリーク＆リッチ)の評価・解析
- 総合評価
-
2.0点
- 刺激成分
-
(
刺激成分の見方
度数が大きくなる程、刺激が強くなります。
0度＝無し
1度＝ほぼ無し
2度＝普通
3度＝やや多い
4度＝多い
5度＝非常に多い
)
-
-
3.5 度
- 安全性
1.5 - 使用感
3.0 - 仕上がり
3.0 - 敏感肌適正
1.5 - 頭皮環境正常化
1.5
- 容量・税抜価格
- 500ml=1,505円
- コスト計算
- 10mlあたり=30円
- このシャンプーの成分評価・解析
補修成分を配合したノンシリコンのダメージケアシャンプーというコンセプトであるが、成分を評価していこう。
まず、洗浄成分は、
・ラウロイルサルコシンTEA
・パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
・コカミドメチルMEA
・コカミドMEA
・ココイルグルタミン酸TEAここで主となる洗浄成分は、ラウロイルサルコシンTEA。
ラウロイルサルコシンTEAは、アミノ酸系界面活性剤。
しかし、マイルドな洗浄成分とは言いがたく、全く別物だと思った方が良い。
脱脂力の強さはアミノ酸系とは全くの別物で非常に強い脱脂力。
たんぱく質変性作用があり、肌バリアを破壊し肌荒れの原因に。
ラウレス硫酸Naなどの石油系界面活性剤(アイオン界面活性剤)と同じイメージで思った方が良いだろう。続いてパーム核脂肪酸アミドプロピルベタインは、ベタイン系の両面界面活性剤。
とてもマイルドで、コンディショニング効果もある洗浄剤でしなやかに洗い上げる、マイルドな洗浄成分でこちらはグッド。その他、
コカミドメチルMEAは、天然のヤシ脂肪酸とヒドロキシエチルメチルアミンから得られる界面活性剤。
コカミドMEAは、ヤシの実からとられたヤシ油脂肪酸からつくられるノニオン界面活性剤。
ココイルグルタミン酸TEAは、アミノ酸系(グルタミン酸系)の界面活性剤。これらは、どれも余計な汚れや皮脂を程よく洗浄し、肌にもマイルドな洗浄成分だ。
ラウロイルサルコシンTEAの強さを緩和する補助的な目的で配合されている。しかし、主の洗浄成分がとても強く、基本は強洗浄力・強脱脂力・タンパク質変性の強いシャンプーと言えよう。
インナーコンフォートとして、
・水溶性コラーゲン水溶性コラーゲンは、豚の皮など動物の真皮を原料とし、そのコラーゲン線維を酵素などを使い低温で溶解することで得られる、らせん構造をもつコラーゲンの水溶液。
粘性の強いコラーゲン純度が高く、髪の内部までしっとり浸透し、保湿してくれる嬉しい成分。また、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド配合で、
すすぎ時の感触改善、髪を乾かせてからの仕上がりでしっとり感を与える。防腐剤は、
・EDTA-2Na
・安息香酸Na防腐剤は安全性が疑われる成分が並んでいる・・・
とにかく、洗浄成分が安っぽくお粗末なシャンプー。
水溶性コラーゲンの配合は嬉しいが、洗浄成分の悪さで台無しであるし、配合量も微量。内部からヘアケアできるシャンプーではなく、ごくごく普通なシャンプーといえよう。
- 成分表示
- 水、ラウロイルサルコシンTEA、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、ココイルグルタミン酸TEA、塩化Na、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-49、エタノール、ポリクオタニウム-10、加水分解コラーゲン、シルクエキス、セリシン、ローヤルゼリーエキス、水溶性コラーゲン、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料、カラメル
- 商品コンセプト
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クリーミーな泡が心地よい、ノンシリコンシャンプー。
キメ細かい濃厚な泡が、髪１本１本を包み込みきしまず洗い上げます。
洗い流し時の「指通りのなめらかさ」が特長のシャンプーです。【公式サイト】
http://www.coconsuper.jp/products/shampoo.html【アットコスメ】
http://www.cosme.net/product/product_id/10110319/top【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ
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