シュワルツコフ BC FIBREFORCE (BCクア ファイバーフォース) シャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
コンセプトは、髪一本一本をファイバーの力で内部補修から外部補修までアプローチ。
洗浄成分は、
・ラウレス硫酸Na
・コカミドプロピルベタインの2洗浄成分でシンプルな作りだ。
主洗浄成分はラウレス硫酸Naで、この配合は残念と言えよう。
売られているシャンプーの中の洗浄成分で一番洗浄力・脱脂力・タンパク質変性が強い洗浄成分。
使用し続けるごとに、髪はもちろんのこと、頭皮へのダメージも・・・
肌の弱い人には、アレルギー反応も心配な成分で、避けたほうが無難だ。「コカミドプロピルベタイン」に関しては、ヤシ油が原料の両性界面活性剤でマイルドな洗浄成分。
しっとりしなやかにコンディショニング効果もある洗浄成分で、
ベビー用シャンプーにも使用される、マイルドな洗い上がり。主洗浄成分がかなり強く、肌の弱い人は避けた方が良いだろう。
髪へのダメージを覆うように、ファイバーが必要になるシャンプーだ。
ファイバーは、ジメチコン、つまりシリコンで髪をコーティングすること。
シリコン自体、悪いことではないが、ダメージを覆う目的で配合されていることに疑問が残る。
洗浄成分の配合をマイルドにすれば、ファイバーは必要ないだろう。ハリ・コシを与える成分として、
・ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
・加水分解ケラチン(羊毛)「ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)」は、カチオン化されたケラチン。
ダメージ部分に集中的に補修し、ハリ・コシを与える。「加水分解ケラチン(羊毛)」は、毛髪保護剤。
親和性が有り、髪の傷んだ部分に作用し、ハリ・コシを与える。保湿成分は、主にパンテノールだ。
「パンテノール」は、養毛効果、育毛効果、かゆみ防止、脱毛防止などの効果。
防腐剤は、
・安息香酸Na
・サリチル酸が主防腐剤。
どちらも安全性が疑わしい成分で、好ましい成分と言えない配合で、
洗浄成分に続いて、残念な作り。さらに、保湿目的で配合されている、「PG(プロピレングリコール)」。
プロピレングリコールは、毒性が認められており、配合を避ける企業も増えてきている成分。
皮膚浸透力が強く、体内へ吸収される為、使用し続けることはオススメしない。洗浄成分・保湿剤・防腐剤に、多くの安全の疑わしい成分が配合されている。
このKURシリーズの中では、遥かに多くの危険な成分が使用されている。
同シリーズとは中身が別物と思った方が良いだろう。この手の洗浄成分が配合されている安価なシャンプーには、シリコンは必須。
それをファイバーという名で宣伝することが理解に苦しむ一品。ノンシリコンシャンプーを多く見かけるが、この手の洗浄力の強いシャンプーは、ファイバー(シリコン)は必須なのだ。
肌の弱い人はもちろん、このシャンプーをオススメすることは難しい。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、パンテノール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、スクレロカリアビレア種子油、水添ヒマシ油、クエン酸、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、塩化Na、水酸化Na、PEG-7グリセリルココエート、ココアンホジ酢酸2Na、ジステアリン酸グリコール、PEG-40水添ヒマシ油、コカミドMEA、ジメチコン、ラウレス-4、安息香酸Na、ラウレス-23、PG、サリチル酸、メチルパラベン、香料
- 商品コンセプト
-
ファイバーのチカラでめざす「あの頃の髪」
髪一本一本にストッキングをはかせたようななめらかさ
引き締めながら形を整え、なめらかさ、通気性、そして、通水性を備えるストッキングは、女性の美しさをサポートするアイテムです。
このストッキングから着想を得て、たどり着いたのが、“ファイバー”でした。
今までのヘアケア剤の概念を覆す、内部補修のみならず“ファイバー”のチカラで“外部補正”をすることによる、見た目髪年齢引き下げへのアプローチ。それは、まるで髪の毛1本1本にストッキングをはかせて引きしめたように、スベリよく、ハリがあるのにやわらかでツルっとまとまる、若々しい髪へ導きます。
【公式サイト】
http://www.schwarzkopf-professional.jp/skp/jp/jp/home/products/care/bc-fibreforce/concept.html【主な販売場所】
オンラインショップ, 美容院