ロレアル・パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンペリアル ヘアケアシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
泡立ちと洗いの感触だけは、ピカイチなシャンプー。
洗浄成分は、
・ラウレス硫酸Na
・ココベタイン
・ラウレス-5カルボン酸
・コカミドMIPA主洗浄成分である「ラウレス硫酸Na」は、言わずと知れた最悪の洗浄成分。
泡立ちが非常に良く、尚且つ、すすぎ時の泡キレも良い為、その使用感から消費者は良質なシャンプーと“錯覚”してしまうが、使用感とは裏腹に肌への影響は最悪。
安価で大量生産向けであるため、大手メーカーが好む洗浄成分だ。「ココベタイン」は、アルキルベタインにヤシ油が加えられ合成された洗浄成分。
柔軟効果、保湿効果、帯電防止効果などがあり、毛髪にツヤとうるおいを与える。ラウレス-5カルボン酸は、植物から抽出したアルコール+酢酸でつくった洗浄成分。
洗浄力は高いが、頭皮には低刺激という高性能な洗浄成分で、
髪のたんぱく質に対しても優しい特徴がある。
市販シャンプーにはあまり配合されることのない、嬉しい洗浄成分だ。コカミドMIPAは、親水性増粘剤、起泡剤などの補助的な役割を成す。
洗浄成分でガッカリなのが、「ラウレス-5カルボン酸」の洗浄力高めに対して低刺激の弱酸性石鹸系洗浄成分を配合しているにもかかわらず、
「ラウレス硫酸Na」を配合してしまった点だ。
強洗浄、強脱脂力で頭皮・髪の油を根こそぎ剥ぎ取るだろう。
また安全面でも疑わしい成分なので常時使用は控えたいところ。しかし、このシャンプーはシリコンシャンプーであるため、ダメージを隠すことが出来るのだ。
姉妹シャンプーの「エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル ヘアケアシャンプー」はノンシリコンであるため、
こちらのシャンプーの方が常時使用ではダメージをちょっとばかりは隠してくれることだろう。ちょっと嬉しい成分として、
・加水分解シルク
加水分解シルクは、保湿効果のある成分。
皮膜形成効果があるので、広くスキンケアからヘア製品まで使われる。
メラニン色素の生成を抑える美白作用、乾燥や皮膚バリア機能低下を予防するなどの効果も期待できる、嬉しい成分だ。防腐剤は、マイナスポイント。
・サリチル酸
・サリチル酸ベンジル
・安息香酸Na
・EDTA-2Na数多くの危険が疑われている防腐剤が配合されている。
最後に、「PG」の配合もがっかりポイント・・・
PG(プロピレングリコール)は、主に保湿剤として配合されているが、
毒性が確認されており、主に接触性皮膚炎を起こす。
飲むと肝臓、腎臓、心臓、脳への障害を招くことあり。
溶血作用もあり。
吸い込むと中枢神経抑制を起こしたり、染色体異常を起すとの報告もあげられている。
発ガン性、アレルギー(アトピーや花粉症)に大きな関連性があることも知られている。
使用し続けることにより、毛穴からPGが浸透し、経皮吸収し続ける。
いくら原液を薄めているとは言え、猛毒であることに変わりはないので、この成分は避けたい。洗浄成分もイマイチ、いや最悪で、
良いところもなく、
危険な成分配合が目立つシャンプーであり、
このシャンプーを使うメリットが見つからない。到底、オススメに値しないシャンプーだ。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、ココベタイン、ラウレス-5カルボン酸、コカミドMIPA、アモジメチコン、塩化Na、赤227、ヤシ油、乳酸、トコフェロール、安息香酸Na、酢酸Na、ヒドロキシシトロネラール、加水分解シルク、水酸化Na、PPG-5セテス-20、オレイン酸PEG-55PG、ポリクオタニウム-10、サリチル酸、サリチル酸ベンジル、ベンジルアルコール、リナロール、アマ花エキス、PG、イソプロパノール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ゲラニオール、ガーデニアタヒテンシス花エキス、カニナバラ花エキス、EDTA-2Na、クエン酸、シトロネロール、ヘキシルシンナマル、グリコール酸、香料
- 商品コンセプト
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泡立ち良く、髪と地肌をやさしい感触で洗い上げる。
フレンチローズオイル配合。
濃密にうるおって、なめらかな仕上がり。
【公式サイト】
http://www.lorealparisjapan.jp/hair_care/eclat_imperial/haircare_series/【アットコスメ】
http://www.cosme.net/product/product_id/10105870/top