ミルボン ミルボン・ディーセスノイドゥーエ・ヴェロアリュクスの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
ラウレス硫酸Naとラウレス-11酢酸Naベースで高脱脂力のシャンプー。
ラウレス硫酸Naはみなさんご存じ、非常に強烈な界面活性剤で、頭皮のタンパク質変性を招きます。
続くラウレス-11酢酸Na自体は悪い成分では無い。低刺激だが、アミノ酸系と比較すると、やや脱脂力が強めなのでスカルプケア用としては適しているが、ダメージヘアには向かない。サッパリ洗いたい人には嬉しい成分。その後に続く、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤で、刺激緩和を行っていますが、あくまでの刺激が緩和されるだけで、ラウレス硫酸Naのタンパク質変性作用を阻止する事はできない。
長期使用によって、頭皮が荒れる結果に…。
そしてディーセスノイシリーズではおなじみのDPG高濃度配合という処方。これは使用感が良くるのだが、敏感肌の人には注意が必要。低濃度配合であれば、DPGは全く問題ない成分なので、普通肌の人は気にしなくても大丈夫です。
ラウロイルシルクアミノ酸Naは、シルク由来のアミノ酸系アニオン性界面活性剤で、毛髪へ吸着がし、補修してくれます。しっとり滑らかな仕上がりに。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaは、ペリセアの表示名である。皮膚や毛髪になじみやすく、傷んだ毛髪に極めて短時間で浸透しダメージを修復させてくれる優れもの。
ポリクオタニウム-52は、肌に嬉しいリピアジュだ。ポリクオタニウムは、後に付く数字によって全く別の成分になるので、ポリクオタニウム-52をリピアジュだとわからない方が多い。 ちなみに、リピジュアはヒアルロン酸の2倍の保湿性能を有する非常に優れた成分。
洗浄成分の脇を固める成分は、市販シャンプーよりもずっとこだわっていて嬉しい処方。
ただ…。はやり危険成分を配合している事にはガッカリ。
メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノン、EDTA-2Naなどは言うまでもないが、BHTの配合にはビックリだ。BHTは酸化防止剤として化粧品に配合されている。これはBHAと共に、発ガン性が危惧されている危険成分!! これが配合されているシャンプーの使用はさけるべきだ。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、ラウレス-11酢酸Na、DPG、ココイルリンゴアミノ酸Na、ココアンホ酢酸Na、イソステアラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルシルクアミノ酸Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PEG-30ダイズステロール、ユキノシタエキス、デシルグルコシド、ホホバワックスPEG-80、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、コカミドプロピルベタイン、セテアレス-7、セテアレス-13、ラウレス-16、グルチルリチン酸2Na、塩化Na、塩化Na、酢酸Na、乳酸Na、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、酢酸、クエン酸、BG、グリセリン、へキシレングリコール、エタノール、水酸化Na、BHT、EDTA-2Na、エチドロン酸、ペンテト酸5Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、香料
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
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