ミルボン ミルボン・インフェノムシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
酸性石鹸系のラウレス-11酢酸Naが主体で脱脂力が強め。ですが、これは安全性の高い成分です。
次に続くのが、ラウレス硫酸Na。界面活性剤の脱脂力の強さ、毒性はもはや説明不要だろう。上記の2つが主となる洗浄成分で、脱脂力はかなり強い。
コカミドメチルMEAで、シャンプーの粘度と泡立ちの調節。
次にサブとなる界面活性剤でココアンホ酢酸Na+ラウラミドプロピルベタイン。
この2つは、上記のメインとなる界面活性剤の刺激緩和や、使用感にコクを出し役目を果たしている。
ただし、刺激が緩和されるのみで、ラウレス硫酸Naの強烈なたんぱく質変性作用が無くなるわけではない。あくまでも刺激が緩和されるだけです。PPG-17は、合成ポリマー、保湿剤。
続く(スチレン/ビニルピロリドン)コポリマー、ホホバワックスPEG-80、ポリクオタニウム-10、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマーは、使用感を改善する目的で配合されている。
ポリクオタニウム-52は、ポリクオタニウム-10(カチオンポリマー)とは全く別の性質の成分だ。
ポリクオタニウム-52は、リピアジュです。ポリクオタニウムは、後に付く数字によって全く別の成分になるので、ポリクオタニウム-52をリピアジュだとわからない方が多い。ちなみに、リピジュアはヒアルロン酸の2倍の保湿性能を有する非常に優れた成分。防腐剤にはあいかわらずメチルクロロイソチアゾリノンという毒性の強い成分を使用している。
やはり、ミルボンは、成分の安全性を気にしていないという印象。
どれも強烈に脱脂して頭皮環境を荒らすシャンプーばかりだ。ただし、このシャンプーは、ミルボンの中では、比較的優しい方だ。あくまでも“マシ”というだけで、良いシャンプーではないが…。
- 成分表示
- 水、ラウレス-11酢酸Na、ラウレス硫酸Na、コカミドメチルMEA、ココアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、PPG-17、PEG-30ダイズステロール、甘草エキス、(スチレン/ビニルピロリドン)コポリマー、ホホバワックスPEG-80、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、コカミドプロピルベタイン、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、セテアレス-7、セテアレス-13、ラウレス-16、グリチルリチン酸2K、サクシニルグリチルレチン酸2Na、酢酸Na、乳酸Na、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、クエン酸、酢酸、グリセリン、エタノール、水酸化Na、メチルクロロイソチアゾリノン、香料、ベニバナ黄
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.milbon.co.jp/products/inphenom_dailycare/pro.html【主な販売場所】
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