成分を“正しく“解析するシャンプー評価サイト

ミルボン ミルボン・クレーデプライアントシャンプーPAの評価・解析

シャンプー解析サイトによるミルボン・クレーデプライアントシャンプーPAの評価・成分分析
総合評価
   2.5点
刺激成分
  • (

    刺激成分の見方


    度数が大きくなる程、刺激が強くなります。


    0度=無し

    1度=ほぼ無し

    2度=普通

    3度=やや多い

    4度=多い

    5度=非常に多い

    )
   3.5 度
  • 安全性

     

    2.5
  • 使用感

     

    5.0
  • 仕上がり

     

    4.0
  • 敏感肌適正

     

    2.0
  • 頭皮環境正常化

     

    2.0
容量・税抜価格
コスト計算
メーカー評価ページへ
このシャンプーの成分評価・解析

ココイルアラニンTEA+ココアンホ酢酸Na+コカミドDEAというミルボンとしては珍しく、マイルドな構成。その後のオレフィン(C14-16)スルホン酸Naで洗浄力を調節しています。

気になったのは、グリセリンが主性分の2番目というありえない程の高濃度配合という点。グリセリン自体は非常に安全安心な成分です。ただ…。あまりにも多く配合しすぎています。
グリセリンをたっぷり配合して、消費者に使用感的にマイルドに感じてもらう事が狙いだろう。グリセリンは保湿成分で、ののび、滑りをよくし使用感をアップさせてくれる。

グリセリン高濃度による偽りのマイルド感に頼るのではなく、本質的にマイルドなシャンプーを作るべきだ。

ミルボンとしては珍しくマイルド感を意識した作りだが、その後もミルボンらしかなぬマイルドな成分が並んでいる。

ラウロイル加水分解シルクNaは、皮膚・髪のタンパク質と良く似ており、コンディショニング性が高く、毛髪補修の目的で配合されています。感触も滑らかなので、しっとりしなやかな使用感へ。

ポリクオタニウム-10は、天然由来の半合成分子。カチオン化されているので、こちらも毛髪補修目的での配合。きしみを改善してくれます。

ポリクオタニウム-51は、ヒアルロン酸の2倍の保湿性能を有する『リピアジュ』です。生体適合性も抜群で安全性の高い成分。
シャンプーのみならずスキンケアでの配合も頻繁にされる成分です。

その後には、おそらくミルボン史上最多であろう植物エキスが豊富に配合されています。
いつもより確実に良いモノを作ろうとしているのがわかる。
今回のシャンプーでは、気合が入っているようだ。

グリチルリチン酸2Kは、植物の甘草から抽出され、抗炎症、抗アレルギー作用、創傷治癒作用。
コンフリーエキス、シソエキス、シソ種子エキス、フユボダンジュ花エキス、ボタンエキスなどは、消炎作用、血行促進作用、肌荒れ防止効果など、頭皮環境を整える役目。

塩化Na(別名:塩化ナトリウム)は、洗浄効果と収れん効果がある塩の事。
感触改良やシャンプーの品質安定化の為に配合

そしてせっかくいつもより、成分にこだわっていたのに、結局最後には、EDTA-2Na、安息香酸Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、などのアレルギー原因物質、毒性の強い成分を配合。

いつもよりは、マイルドでマシなシャンプーだが、やはり、良いシャンプーとは言い難い。

この評価ページを共有する
  • ツイート
  • f いいね!
  • LINE 送る
  • R 共有
  • B! 共有
  • m イイネ
  • 共有
  • +1
  • f シェア
成分表示
水、ココイルアラニンTEA、グリセリン、ココアンホ酢酸Na、コカミドDEA、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ジステアリン酸PEG-190、ラウリン酸スクロース、ラウロイル加水分解シルクNa、甘草エキス、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-51、グリチルリチン酸2K、コンフリーエキス、シソエキス、シソ種子エキス、フユボダンジュ花エキス、ボタンエキス、デキストリン、ポリオキシエチレンセチルステアリルジエーテル、塩化Na、クエン酸、BG、エタノール、水酸化Na、EDTA-2Na、安息香酸Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルパラベン、香料
商品コンセプト

【公式サイト】

http://www.milbon.co.jp/brand/detail/48

【主な販売場所】

オンラインショップ
PAGE TOP