ミルボンディーセス/アウフェシャンプーベーススムースS 【ミルボン】ディーセス/アウフェシャンプーベーススムースSの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
このシャンプーはほとんどがラウレス硫酸Naで構成されていると考えてOK。
ラウレス硫酸Naがベース中のベースという事でかなり強烈に頭皮のタンパク質変性を招くダメシャンプーです。なぜ、主となる界面活性剤がラウレス硫酸Naでほとんどを占めているのかというと、普通は成分のトップには界面活性剤がいくつか続きますが、このシャンプーでは『ラウレス-11、ラウレス-16、コカミドメチルMEA』と並んで、その次にようやくココアンホ酢酸Na(補助的な界面活性剤)が来てるからです。
ラウレス-11とラウレス-16が2つ共に、洗浄成分ほどの割合で配合されるとは考えにくいので、よって、このシャンプーで多くを占めている界面活性剤は、ラウレス硫酸Naと言えます。
ラウレス-11とラウレス-16は、洗浄成分の様な名前をしていますが、これは乳化成分です。
コカミドメチルMEAも合成界面活性剤として分類はされますが、どちらかと言えば増粘剤、起泡剤に分類され、補助的に配合される成分です。なので、このシャンプーでは洗浄成分としてではなく、増粘剤、起泡剤として配合されています。その後には、保湿成分が多く配合されており、マイルド感を高めています。
ヒアルロン酸の2倍の保湿性能を有するリピアジュ。シルク由来のアミノ酸系アニオン性界面活性剤のラウロイルシルクアミノ酸Naで傷んだ毛髪をしっとり補修。
PPG-17は合成ポリマーですが、保湿剤の役割もあります。
ポリクオタニウム-10は、天然由来の半合成分子。カチオン化されており、毛髪の痛んだ部分にに吸着するので、きしみのが改善され、使用感がアップ。
グリセリルウンデシルジメチコンは、シリコーンの事。
シャンプーの指通りや仕上がりをツルツル&滑らかに。以上の様に、強烈な界面活性剤が使用されているが、それを感じさせない程、保湿成分や感触向上成分が配合されています。
なので使用感は非常に良いです。
ただし、使用感が良いからと言って、ラウレス硫酸Naのタンパク質変性作用や強烈な脱脂力が無くなった訳ではありません。むしろ“気づかなくなった”という表現が正しいでしょう。
どんなに使用感が良くても、ダメシャンプーはダメシャンプーです。
ダメ押しとしてBHTという発がん原因物質まで配合されています。
現在でkの成分を配合しているメーカーはなかなかありません。ほとんど“無い”と言っても過言ではありません。美容室シャンプーメーカーでこの成分を配合しているとは…。
このシャンプーで毒性の懸念される成分はBHT 、EDTA-2Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、です。
メチルパラベンは安心安全な防腐剤なので、心配ありません。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、ラウレス-11、ラウレス-16、コカミドメチルMEA、ココアンホ酢酸Na、PPG-17、ラウロイルシルクアミノ酸Na、チューベロース多様体、オクトキシグリセリン、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、ラウリルヒドロキシスルタイン、塩化Na、グリセリルウンデシルジメチコン、水酸化Na、BHT、EDTA-2Na、エチドロン酸、ベンテト酸5Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルパラベン、香料
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【公式サイト】
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