アリミノ ケアトリコシャンプーtype-Hの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
主となる洗浄成分は、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルメチルアラニンTEA、コカミドプロピルベタインの3つ。
ラウロイルメチルアラニンTEA、コカミドプロピルベタインの2つは、マイルドで良い界面活性剤なのだが、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは要注意成分だ。
いわゆるスルホン酸系の界面活性剤で、皮膚や目に対してはマイルドな界面活性剤です。
しかし、その刺激性とは裏腹に、脱脂力・タンパク質変性作用が強いので、タチが悪い!!
ラウレス硫酸Naなどと同じ様な成分だと思っておきましょう。
知らず知らずの内に、頭皮の状態が悪くなる可能性があります。PG、EDTA-2Na、安息香酸Na、も注意が必要だ。
PG(プロピレングリコール)は主に接触性皮膚炎を起こすことがあります。また皮膚浸透力が非常に高いことも事実です。発ガン性、アレルギーにも大きな関連性があることも知られているので、決しておすすめできる成分ではない。EDTA-2Naはキレート剤。変異原性、経口毒性、水生生物への毒性があることから、PRTR法(化学物質管理法)で第一種化学物質の指定を受けています。なのに、これは悲しい事に、市販の化粧品・日用品に非常によく使われている物質です。
安息香酸Naも、日本メーカーも多用している成分で、あらゆる化粧品やシャンプーに配合されている成分だが…しかし、一部の人にアレルギー反応を誘発する事のある成分です。
また安息香酸Na はDNAダメージを与えます。多くの市販製品に多用されていますが、使用を避けるべき成分であるのは事実だ。防腐剤では、気になる成分はありません。
総合判断では…、いまいちなシャンプーです。
- 成分表示
- 水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルメチルアラニンTEA、コカミドプロピルベタイン、リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリド、リン酸、PCA-Na、グリチルリチン2K、甘草エキス、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、PG、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、コカミドMEA、TEA、リン酸、EDTA-2Na、安息香酸Na、プロピルパラベン、メチルパラベン、香料
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.arimino.co.jp/products/caretrico/home/