ユニリーバ ダヴ(DOVE) プロエイジシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
ラウレス硫酸Na+スルホコハク酸ラウレスNaというよう強烈アニオン界面活性剤コンビで強脱脂!!
続く両性界面活性剤(コカミドプロピルベタイン)でアニオン界面活性剤の刺激をやや緩和。ジステアリン酸グリコールとジメチコノール(シリコーン)高濃度配合という市販シャンプーにありきたりのパターン。
ジステアリン酸グリコールでシャンプーにパール状の光沢感を出している。
ちなみに、市販のシャンプーの色はほとんどがこの成分による色です。粘性を高める役割もある。ジメチコノールはみなさんご存じシリコーンの事。
本来はシャンプーではなくトリートメントに配合される成分。シリコーンを配合する事によって、指通りをツルツルで滑らかにしてくれる。
シャンプーの使用感を非常にマイルドに感じさせてくれるので、強脱脂のシャンプーでも、いとも簡単にマイルドシャンプーであるかの様に“錯覚”させてくれる。シリコーンは、トリートメントへの配合は、悪い事ではなく、むしろ必須成分です
塩化Naも、感触改良効果があるが、洗浄効果と収れん効果がある『塩』の事なので、全く問題の無い成分。肌のキメと毛髪キューティクルを整えてくれます。
アルギニンは、保湿効果、血行促進効果。
クエン酸は、酸化防止剤、pH調整剤。
ポリクオタニウム-10は、植物からとれる天然由来の半合成分子で、すすぎ時の髪のきしみを改善してくれます。
ポリクオタニウム-52は、半合成分子と誤解しがちだが、全く違う成分です。
これは、肌に嬉しいリピアジュです。ポリクオタニウムは、後に付く数字によって全く別の成分になるので、ポリクオタニウム-52をリピアジュだとわからない方が多い。ちなみに、リピジュアはヒアルロン酸の2倍の保湿性能を有する非常に優れた成分。ポリクオタニウム-47は、石油由来の合成高分子。 俗に言うアクリル系高分子。すすぎ時の使用感の改善剤です。
カルボマーは、水溶性のポリマーです。増粘剤、分散剤。
オレイン酸グリセリルは、乳化剤成分。エモリエント性(柔軟効果)も兼ね備えている。
PEG-32は乳化剤。増粘性を高める目的でも配合される。
PPG-7は合成ポリマー。溶剤。
ドデシルベンゼンスルホン酸TEAは合成界面活性剤。
ラウレス-25は、乳化剤成分。乳化剤成分とは、水と油を混ぜ合わせ、クリームまたは乳液状にするための成分。(わかりやすく言うと、水と油を合体させる成分の事です。)
その後に続く『安息香酸Na、サリチル酸Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン』は毒性と刺激が強いので要注意成分だ。
サリチル酸Naは、このシャンプーでは防腐剤として配合される。その他に、雑菌の繁殖を防いだり、角質層を柔軟にする働きがある。 ニキビ予防成分に配合される事が多いが、毒性が強く、皮膚刺激があり、肌の弱い人には最悪の成分だ!!常用するには非常に危険な成分!! 肌がヒリヒリしてしまう。
メチルパラベンは安全性の高い防腐剤だ。
しかし、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノンは毒性が強い防腐剤です。
神経毒性を示すという研究結果もあるので、長期間の使用は避けるべきシャンプーだ。まとめると、主成分の洗浄成分も強烈。防腐剤類も毒性が強い。
これと言って、使用する価値の無いシャンプーだ。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、スルホコハク酸ラウレスNa、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、ジステアリン酸グリコール、アルギニン、クエン酸、ジメチコノール、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、ポリクオタニウム-47、カルボマー、オレイン酸グリセリル、PEG-32、PPG-7、水酸化Na、EDTA-2Na、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、ラウレス-25、安息香酸Na、サリチル酸Na、メチルパラベン、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
- 商品コンセプト
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