ユニリーバ ラックス・カラーシャインシマーディープブラックシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
ジメチコノール(シリコーン)が主成分の界面活性剤の次に高濃度配合とは…。
あまりにもマイルド感を重視しすぎだ。シリコーンを高濃度配合+加水分解ケラチンも高濃度配合で『カラー用のダメージ毛用のシャンプーですよ。』とアピールしたいのだろうが…。根本的な考えが間違っている。
本当の意味での、カラー後のダメージ用のシャンプーにしたいのならば、ラウレス硫酸Naなどという強烈な界面活性剤を使用するべきではない。これでは、もっと髪を傷めてカラーを落としてしまう。
なので、アニオン界面活性剤ではなく、マイルドなノニオン、もしくは両性界面活性剤を使用するのが、正しい処方だ。やはり、主成分をラウレス硫酸Naにせざるを得ないのは、価格を重視しなければいけない市販シャンプーの悲しい定めか…。
ちなみに、加水分解ケラチンとは、毛髪保護剤です。毛髪と同じ成分なので親和性があり髪の傷んだ部分に作用して、髪にハリ、弾力を与えます。これ自体は、ダメージ用のシャンプーとしてはふさわしい成分。ただし、このシャンプーでは、あまりにも高濃度配合なので、シャンプーというよりは、まるでトリートメントの様だ。
市販安物シャンプーに、加水分解ケラチンを大量にブチ込んだようなシャンプー。
相変わらずユニリーバさんはEDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノンという毒性の強い成分も配合。
シリコーン+加水分解ケラチンを高濃度配合して、本当の意味でのマイルド感ではなく、使用感だけを追求しているシャンプーだ。
これにより、使用感と仕上がりだけは、抜群に良いだろう。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、ジメチコノール、コカミドプロピルベタイン、加水分解ケラチン、アルゲエキス、オレイン酸、アルギニン、グアーヒドロキシプルペンセンスルホン酸TEA、塩化Na、クエン酸、水酸化Na、ホウケイ酸(Ca/Al)、シリカ、酸化スズ、TEA、EDTA-2Na、フマル酸、酢酸、硝酸Mg、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、BIG、香料、マイカ、酸化鉄、酸化チタン
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://www.ne.jp/asahi/hanawaya/orosi/lux_color_19nen_6gatu_kiteisyo.pdf【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ