ユニリーバ モッズ・ヘア コロレプリュスシャンプーの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
エキス類のみでは、ダメージケアは難しいシャンプーだ。
「カラーの色持ちを良くし、ダメージからしっかり補修する」がコンセプトのシャンプー。
洗浄成分は、
「コカミドプロピルベタイン」
「ココイルメチルタウリンNa」
「コカミドDEA」
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
「ラウロイル加水分解シルクNa」
「スイートアーモンドアンホ酢酸Na」全体的にマイルドな洗浄成分に見えるが、一つ、強洗浄力・強脱脂力の成分が含まれる。
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」だ。この成分は、悪名で知られる、「ラウレス硫酸Na」と同等と思って良い。
スルホン酸系の界面活性剤だが、洗浄力が強く、脱脂力・タンパク質変性が強い為、あまり洗浄成分としてはよろしくない成分。
「ダメージケア」を謳うシャンプーには、この洗浄成分は余計だ。
さっぱり感を演出するために、この配合は仕方なかったのだろう。「ポリクオタニウム-10」は、ノンシリコンシャンプーによく見る配合で、
指通りを滑らかにする成分。このシャンプーの最大のウリであろう、植物由来のエキス類。
アルガンオイルを筆頭に、13種類配合されている。「アルガニアスピノサ核油」
「マカデミアナッツ油」
「カニナバラ果実エキス」
「ノバラエキス」
「ラベンダー花エキス」
「ローズマリー葉エキス」
「セージ葉エキス」など。
アルガンオイルは、「アルガニアスピノサ核油」のことで、
オレイン酸とビタミンEを豊富に含み、「抗酸化力・活性酸素の除去」に期待の持てる、嬉しい成分だ。
刺激が少なく、浸透力が強い点も見逃せない。しかし、気になるのは、配合量が、防腐剤よりも少ないという点。
防腐剤の配合よりも、普通は、エキス類の方が高配合されるが、このシャンプーは逆なのだ。
つまり、少量しかエキス類が配合されていない、または、防腐剤が多く配合されている。ということになる。
しかも、防腐剤の成分が良くない。
「安息香酸Na」
「EDTA-2Na」上記2成分の防腐剤は、あまり安全性が良いとは言えない防腐剤。
さらに、このシャンプー最大の欠点は、値段が高い。高すぎる・・・
この程度の成分配合であれば、この価格帯はコスパが悪いと言わざるをえない。洗浄成分も不安の残る結果で、防腐剤もマイナス。
エキス類も少量でダメージケアの効果を実感することは難しく、
オススメすることは出来ないシャンプーだ。
- 成分表示
- 水、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、コカミドDEA、塩化Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイル加水分解シルクNa、ポリクオタニウム-10、乳酸、安息香酸Na、香料、メチルパラベン、DPG、スイートアーモンドアンホ酢酸Na、EDTA-2Na、プロピルパラベン、カンゾウ根エキス(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)、ヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク、エタノール、BG、PCA-Na、PG、アルガニアスピノサ核油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム-δ-ラクトン、カニナバラ果実エキス、ノバラエキス、ラベンダー花エキス、グリチルリチン酸2K、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、クオタニウム-18、キラヤ樹皮エキス、ビルベリー葉エキス、クオタニウム-33、ムクロジエキス、コレステロール、イソプロパノール、トコフェロール、セラミド2
- 商品コンセプト
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カラーの色持ちを良くし、乾燥やダメージで傷んだ髪をしっかりと補修するシャンプー。
ツバキオイルやハチミツなど退色予防・保湿力のある植物由来成分を13種類配合。
フェノキシエタノール・合成着色料 不使用。ヘアカラーの退色を抑え、艶のあるなめらかな髪へ。
退色予防・保湿効果のあるアルガンオイル・カンゾウ根エキスなど13種類の植物由来成分を配合。
カラーの色持ちを長くし、よりしっとりとまとまりやすい髪に導きます。
【公式サイト】
https://www.modshairstore.com/products/detail.php?product_id=146【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ