P&G(ピーアンドジー) ウエラジェントルケアシャンプーつややかの評価・解析
- このシャンプーの成分評価・解析
P&Gの数々のダメシャンプーの中では、比較的マイルドなシャンプー。
ややマシというだけで、それでも一般的なシャンプーと比べて、超強烈な脱脂力のダメシャンプーである事は間違いない。
一番のメインの界面活性剤は、あいかわらず強烈なラウレス硫酸Naを使用しているが、その後に続く成分がP&Gらしかなぬ、保湿成分や補修成分が多く配合されている。
なので、使用感や刺激はややP&Gのシャンプーの中では一番マシ。コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、は主成分のラウレス硫酸Naの刺激をやや緩和。
マイルド感をアップ。加水分解コムギタンパク、ホホバ油はどちらも保湿効果の高い成分。
加水分解コムギタンパクは、小麦タンパクを低分子量から25万の高分子量まで加水分解した天然のタンパク分解物です。毛髪の内部に素早く浸透してアミノ酸成分と結合し毛髪を保護します。低分子量領域の成分は髪の内部に作用します。栄養価もあり、再生と補修、保湿、コンディショニング、刺激緩和、起泡力などの効果があります。ホホバ種子油は、ホホバ種子から抽出した液状オイルで高い保湿効果があります。
サラッとした感触で、肌荒れから肌を保護するだけでなく、『頭皮の過剰皮脂分泌を正常にコントロールする』という皮脂の分泌を正常化してくれる効果がある。スルホコハク酸ラウレス2Naは、ラウレス硫酸Naと同様の強烈な脱脂力の界面活性剤だと思って良い。ラウレス硫酸Naの刺激の強さ、脱脂力の強さを抑える為に『硫酸』の部分を『スルホコハク酸』に変えた物だ。しかし、分子量が小さく浸透力がかなり高いので、頭皮に浸透ししっかり肌バリアを破壊してしまうので、マイルドな成分ではない。
防腐剤もP&Gさんらしからぬ、フェノキシエタノール、プロピルパラベン、メチルパラベンという、比較的マシな防腐剤が使用されている。
P&Gさんはどのシャンプーでもメチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン液の組み合わせで、毒性の高い防腐剤を使用しているが、このシャンプーに関しては、多少は良心的な内容。…と言いたい所だが、ばっりちEDTA-2Na、安息香酸Na、という毒性成分もいつも通り配合…。
サリチル酸Naも要注意な成分。これはかなり刺激が強い成分。
防腐剤として配合される他に、ニキビ予防成分に配合される事が多い。
しかし、毒性と皮膚刺激が強く、肌の弱い人には最悪の成分だ!!
一時的な使用でニキビ改善などの効果はあるが…半ば強引にニキビ菌を殺菌しているので、常用すると、逆に肌があれて、ニキビが多くなってしまう。洗浄成分にはいつもよりはこだわっているが、非常に、刺激と毒性の強い成分のてんこ盛りシャンプーだ。
- 成分表示
- 水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸PEG-3、コカミドプロピルベタイン、クレアチン、オレンジ果皮ロウ、リンゴ果皮ロウ、加水分解コムギタンパク、ホホバ油、スルホコハク酸ラウレス2Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココアンホ酢酸Na、水酸化Na、塩化Na、クエン酸、ポリクオタニウム-10、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、サリチル酸Na、安息香酸Na、プロピルパラベン、メチルパラベン、香料
- 商品コンセプト
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【公式サイト】
http://jp.pg.com/products/wella/【主な販売場所】
ドラッグストア, オンラインショップ